勝手にしやがれ、Breathless、息もできない、クソバエ。ソウル、Liberty City。

2010年 No.1 の呼び声も高い「息もできない」を観に行ってきた。他人の感情がズルズル流れ込んできてしまったので酷く当てられた。高揚感とグッタリ感が膜を貼っている。暴力と罵倒によるプロトコルでしか他者とコミュニケート出来ない男の話。暴力しかないのだ。モティーフは全然珍しくも無い。竜二的でもある。しかし、とにかくストレートに見せつけてくれる。
で、感想なんだけども。
「息もできない」は GTA4 だったよ!すごい!
というわけで GTA4 が好きな人にはオススメです!!

#h8ctrl という飲酒会

3月26日に A-Button で飲酒してゲームして駄話をしたので。
この会以来もちょこちょこそれっぽく集ってはいたのも踏まえ、参加人数はこれまてで一番多い(8人)。内容も一番濃かった。

  • 日本未発売のゲームボーイ風意匠のゲームウォッチ
    • コレクタビリティ高い。二画面モノもある。国内発売期待。
  • 暗黒神話を遊んだ
    • id:tisdale フィーチャのメーンイベント
    • やっぱり禍々しい
    • ドラクエという選択肢がありながらこれをチョイスしたという幼年期のトラウマをほじくり返すからのサルベーションを行い、オレたちの場所まで導くのが主眼。
    • しかし、操作が恐ろしく手になじんでいるためサルベーションは不可能と早々に判断
    • まさかのテキストアドベンチャー。ボス戦だけ中途半端なアクション。
    • なんと第三章から始まるパスワードを記憶しているというスグレ技!
    • ヤマトタケルが完全にみすず学苑
    • というか児童が遊ぶにはあまりにもドープ
  • Splosion Manを遊んだ
    • デモ板のローカルcoopを遊ぶ
    • 思い思いに自爆するせいでスイッチの起動に手間取る様を「破綻したプロジェクトっぽい」と例えるパンチラインが生まれる
  • Metro 2033を遊んだ
    • 俺様持ち込み企画
    • プロローグをプレイ
    • 一通りクリアした感想を交えながら、QA の甘い所も確と伝える
    • 良いところ探しメンタリティをお持ちであればオススメです的な
    • これに関してはちょっと書こうと思っている
  • パックマンVS
    • 四人対戦でパックマン担当はアドバンスを使う。説明を聞いただけだとそんな感じでもなく、アドバンス使うとかしゃらくさいと完全に舐めてたが、とんでもなくアツい。俺様こそ完全に間違っておりました。
  • L10N の話とオレたちの id:IDA-10 パイセン方面
    • id:LYE フィーチャ
    • 丸投げにも2つある
    • Bling(ブリンブリン)ってどうだ?
    • 装飾銃は名訳
    • ウェポンに2つアタッチメントをつけられるのってブリンブリンじゃんっていう開発者の「上手い事を言ってやった」ネーミングであって、それを上手いと思える文化的背景、つまりブリンブリンっていうヒップホップ文化やラッパーのメンタリティへの理解があるのが前提になっている。そういったワードを文脈の欠けた文化圏へトランスレーションする時のテクニックとかあるの?っていう話とかもっとしたかった!!このへん全然話し足りねえ!!!
    • パイセンにどんな質問をするのかとか
    • 肋骨の件、お大事にしてください、ホントに。
  • Ustream 配信と A-Button の配信レギュレーションについて
    • 飲み会の配信なんてそんな面白いもんにはならんのが普通だが今回は内容的に配信ビリティがあるんでないの、という判断
    • マイクの位置が悩ましかったが、音量・音質はさほど問題にはならなかったよう
    • 参加者の嫁による状況監視という副作用
    • 基本放置だったのでこれといって課題とか思いつかないんだが、視聴された方でこうなってるともっといいみたいのがあれば今後の参考になるのでテレパシー等で教えてもらえると助かる
    • A-Button は最近店内からのストリーミング配信に関するレギューレションを設けた。今回の配信はそれに準拠したリファレンスにもなっている。

ってな調子。
参加者の皆様、お疲れした。感謝。
散会後はやりきった感があったけども、まあ、もっとあんな話したかったとかあれで遊べば良かったとか出てくるもんだよな。
またやりましょう、梅雨でジメジメしてる時期には E3 があるぞ!

帰納する「リアルさ」

OFP はリアル系、CoD は享楽的」って意見を受けて、お前戦争行った事も無ければ直接兵士にインタビューさえした事ないのになんでリアルとかわかんだよ、っていうね。小学生みたいなカウンターなんだけど。何がリアルなんだって OFP はヘルスリジェネが無いとか。ワォ…なんて浅はかなリアル感!革新的!

リアリティというよりはモノホンっぽさであるとかリアルげ、といった「リアルさ」については極めて旨味を含んだ時代にあると感じている。

雑なアジェンダにすると

  1. ハード・ソフトの進化
  2. VR/AR のベクトルとパースペクティブ
  3. 8年後の状況はともかく、とりあえず日銭稼ぎですよ
  4. フォトリアルに振り切れないテクノロジー段階での抽象化
  5. 抽象化ってつまりサマーウォーズの親戚一同で飯を喰うシーンとか
  6. ビデオゲームやアニメーションに落とし込まれた「生っぽい匂い」をかいだ時の心地よさ
  7. 抽象化されていても「リアルさ」は感じ取れる
  8. あとは手札とご相談

ってな調子か。

ニューヨークに遊びに行ったとすれば、俺様はまず間違いなく
「すげー Liberty City みたいだ!」
って口にしちゃうだろなっていう話。

怠惰であるからナショナリストじゃないと言える

さすが宇多丸師匠っていう分かりやすい言い回しをしてくれていた。

マスク・ド・UH じゃあまだ日本発じゃこういうゲームは無理そうですかね。

宇多丸 日本じゃまだ無理でしょ。いっつも文句言ってるけどさ、目玉のでっかいホストみてぇなロンゲのヤツでしょ?

マスク・ド・UH 鼻筋ピッとしたね。髪型がスゴすぎるんだよね、あの連中は。

宇多丸 その世界観の時点で俺全然受け付けないんですけど、アレにしてみればむっさい奴らって思うのかもしれないけどさ、相容れないですね、僕は。ことゲームに関してはまったくもう、ナショナリストではなくなってしまいましたね。

50 Cent ブラッド・オン・ザ・サンド/ ファミ通.com

俺もナショナリストではなくなってしまった。

世界観とかもそうなんだけども。

最近強く感じるのがドメスのゲームとそれを取り巻く環境っていうのが2009年にして非常に勤勉であるな、ということ。作り手も遊び手も。故に成果物が徹底的に勤勉さを求めてくる。これが圧倒的に辛い。

2007年あたりからの「jump in/jump out」というオンラインゲームプレイのモットーと潮流に乗ったゲームで散々遊んだ。これはつまり autopagerize みたいなもんで勤勉に「次へ」をクリックする行為の無意味さを知るのと同様、ゲーム内でアクションするまでのステップ数が少ない事に慣れてしまう。

海外デベロッパはそういった、これはムーブメントと言って良いと思うんだけども、プレイヤーにアクションさせながらゲーム世界に馴染ませるツカミのギミックを頑張っている印象。実際キレイにハマればそのままじっくり遊ぶよね。

Scribblenauts はしっかり遊んで、GTA:CTW は全然放置ってのはそのへんもある。CTW 面白いに違いないんだけどな。

(中略)

近々で言えば、こいつはハーコーゲーマーも認めるノベルゲーだ的存在感というか空気作りなども鼻につく。鼻につくが直接的に害を被るでもない。対岸で開催されている邪教の祭事がやかましいってな調子。

『今年の10本』の候補的なアレ

とりあえず今年遊んで印象に残っているタイトルを特にコメントもなく挙げてみて、来月ちゃんとコンパイルしてみよう。

全然順不同。思い出した順。
もしかしたら去年のヤツも混ざってるかもしれないな。

こんなもんかな。日本のゲームが3本しか無いの?もうちょいなんか遊んだ気がするけどな。
DLC方面の扱いどうしようか。まあ今年リリースされたものは今年のタイトルして扱っていいだろね。

  • Fallout3
    • Operation: Anchorage
    • The Pitt
    • Broken Steel
    • Point Lookout
  • GTA IV
    • The Lost and Damned
    • The Ballad of Gay Tony

クリアして無いのも結構入ってる!
でも CliffyB もクリアしなくても経験してみたってのが大事だみたいな事を(曲解すれば)言っているので良しっ!

ちなみに小さな子供に4択クイズ作らせると非常に高い確率で一番最初に正解を書くという。